ヨーロッパ行ったらこれを食べるべし
グヤーシュ/グラーシュ(ハンガリー)
東欧に行ったら絶対に食べたいのが、この『グヤーシュスープ』です。
代表的なハンガリー料理として知られていますが、他の国でも人気です。
ウィーンとプラハでのグラーシュは『濃いビーフシチュー』のようですが、ハンガリーのグヤーシュはどちらかというとスープっぽいそうです。
スヴィーチコヴァー(チェコ)
チェコ名物の牛肉のクリーム煮です。
ゆでパンのクネドリーキとの相性が抜群なので、チェコに行ったら、絶対に食べなきゃ損な一品です。
コトレッタ/シュニッツェル(イタリア/オーストリア)
これはカツの事で、ミラノでは『コトレッタ』、オーストリアやドイツでは『シュニッツェル』と呼ばれています。
日本は豚肉にパン粉で揚げた物がメジャーですが、ヨーロッパは薄く伸ばした牛肉を揚げ焼きしたものがメジャーです。
日本のカツほどヘビーではないので、女性でも食べやすい料理でしょう。
アロスネグロ(スペイン)
イカ墨のパエリアです。
『お歯黒になりたくない!』という方も、是非一度は試して頂きたい一品です。
カルボナード(ベルギー)
牛肉のビール煮込みで、オーストリアのグラーシュと似ていて、ビーフシチューのような食感だそうです。
ビールを片手に、ビール煮込みを食べるのは、ベルギーらしい楽しみ方ですね。
シュバイネハクセ(ドイツ)
まるでギャートルズのお肉だそうです。ドイツ=ソーセージのイメージが強いですが、
他の肉料理も絶品で、しっかりと下味がついている豚のスネ肉を、皮がパリパリになるまでじっくりローストした物です。
ボリューミーなお肉と、さっぱりとしたザワークラウト(酢漬けキャベツ)は最強な組み合わせですよ。
ニシンの酢漬け(北欧)
北欧に行くと、朝食等で酢漬けのニシンが出てくる事があります。
ヨーロッパでは生に近い魚を口にする機会は少なめなので、美味しいニシンの酢漬けを食べると、日本人として少しホッとするかもしれません。
ちなみに、オランダのニシンの食べ方は酢漬けではなく、塩漬けだそうです。
尻尾から持ちあげて、パクッとかじるのがオランダ流なのだそうです。
ミートボール(北欧)
本場のミートボールはかなり柔らかめで、ソースも甘めということもあり、リンゴンベリージャムと一緒に食べると相性抜群です。
トナカイ肉のミートボールを提供しているお店もあるそうなので、変わったお肉を食べてみたい人は是非探してみると良いでしょう。
安くて満腹になれるB級グルメ
フランセシーニャ
ポルトガル発祥の、とろけるチーズとトマト風味のソースがたっぷり覆いかぶさったサンドイッチです。
中身はハムと牛ステーキで、これだけでもヘビー級ですが、お店によっては、これに目玉焼きが乗ってきたり、ポテトフライがどっさり付いてきたりします。
食べ始めると手が止まらない絶品なので、是非一度挑戦してみると良いでしょう。
カリーヴルスト
ドイツ発祥の、ウインナーにたっぷりケチャップとカレーパウダーをかけ、フライドポテトを盛りつけたTHEオツマミ的フードです。
この組み合わせは絶対に間違いなしですよね。
タパスピンチョス
スペイン発祥の、薄くスライスしたバケットの上に、ちょこんと乗るスタイルが主流です。
発祥地ならではの食材の組み合わせと新鮮な味わいが楽しめるのは本場ならではです。
フイッシュ&チップス
いつでも手軽につまめるフイッシュ&チップスはイギリス発祥です。
シンプルなフライなのでどんな場面にも持ってこいの一品です。
植民地背景のあるオーストラリアでも広く国民に愛されています。
クロケット
クロケットとは日本で言うコロッケです。
世界中の家庭でシェアされていて、その国独自の味わいを持っています。
オランダでスナックと言えばクロケット!と言われるくらいの国民的フードなので、食べ歩いてお好みを見つけてみるのも良いですね。
パニーノ
薄いパンにチキンやチーズなどを挟み、表面を鉄板で焼き付けたホットサンドで、イタリアで軽食として食べられていたものが今や各国のカフェなどで親しまれています。
メルカドにも店舗が並ぶなど屋台感覚で、オーダ後にサンド&グリルしてくれるので熱々が食べられます。
意外と知られていないヨーロッパの美味しいもの
チョコレート
ヨーロッパの美味しいものといえば、やはりチョコレートです。
ベルギーやフランス、スイス、オーストリアなどの国ではチョコレート職人が作る本場のチョコレートが味わえます。
ショコラティエが作るチョコレートは大量生産される市販のチョコレートとは違い、
深みのあるカカオの香りとコクのある味わい、滑らかな舌触りが特徴で、職人が1つ1つ手間をかけて作ったチョコレートは芸術作品のようです。
ヌテラ
ヌテラ(netella)とはヘーゼルナッツペーストをベースに、砂糖やココアなどの材料を混ぜ合わせた、チョコレート風味の甘いスプレッドです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパ諸国の食卓ではとてもポピュラーで、欧州文化として根強い商品です。
ヨーロッパでは至る所でヌテラに出会います。
パンに塗ったシンプルなものから、ヌテラのクレープやヌテラワフッル、ヌテラフレーバーのジェラート、ヌテラのクッキーなど様々なお菓子に使われています。
ヌテラの匂いでヨーロッパを思い出すという旅行者も多く、世界中のファンに愛されるヌテラは『ヨーロッパを代表する味』だと言われているそうです。
いかがでしたか?
豊かな食文化と食材に溢れるお洒落なヨーロッパには『美味しい味』が沢山あります。
一度食べたら忘れられない味や、これまで出会ったことのない味、今までの人生で食べたものの中で最高に美味しい味に出会えます。
素材の味も抜群で、世代を超えて愛される憧れの地で、グルメ巡りしてみませんか?